私の現在の仕事は、社内での組立工程の指揮、そして協力工場から上がってきた部品を管理し、製品として組み上げるまでの業務全般です。
私達の部署には、営業窓口を通じて次々とお客様からの注文が入ってきます。アソーは、「即納」を1つのスローガンに掲げており、一部商品については、朝10時までの注文に対し昼12時までに出荷準備が整う様、組立工程をフル稼動させています。ですから、毎日が時間との戦いになります。
どうすれば生産量を伸ばすことができるのか、小さな工夫の積み重ねが効率を高め、生産量の伸びにつながります。例えば治具の改良から、ラインのレイアウト改善、作業デスクに置く部品の位置や方向を変えるだけでも、生産量が変わってきます。さらに、共通した部品を用いる製品の製造をまとめたり、発注に先立つ見込生産など、あらゆる手法を使って即納体制を維持しています。