私はまだ入社2年目で、第一線で活躍する先輩技術者の指導のもと、バルブ設計を基礎から学んでいるところです。現在担当している仕事は、古い手書図面の修正や3Dデジタルデータ化、そして納入部品の寸法検査などで、作業に集中していると、すぐに一日が過ぎていきます。
入社したばかりの頃は右も左も分からず、有り得ない様な失敗も多かったのですが、上司や先輩からサポートしていただき、何とか仕事をこなしてきました。今では気持ちにも余裕ができ、「もっとこうした方が、効率的で上手くいくんじゃないか」など、事前に段取りを考えて取り組めるようになりました。スピーディーに業務をこなす事で達成感を感じ、仕事がとても面白くなってきた所です。
現在取り組んでいる古い手書図面の3D化を通じて、多数のアソー製品の優れた特長や、設計者達のアイデアを読み解くことができ、大いに勉強になります。こういう場合は、厚肉な設計にすることで強度を保てるとか、図面に書き込まれた使用材質の特性を自主的に調べたり、なぜこのような設計になっているのかが理解でき、とても知的好奇心がくすぐられます。私の上司もそれを分かった上で、今の仕事を任せてもらっているのだなと、配慮に感謝しています。